雨雲から射すひとすじの光
湿度が高く、雨は上がれど肌にまとわりつく暑さが梅雨のけだるさを物語る午後。
まるで雲の切れ間から光に乗って降りて来られたような
まばゆい赤のドレスで登場されました、
本日のピアニストの北出恵里(きたで えり)様。
ショパンの「雨だれ」はこの時期ぴったりの選曲・・・
その後は軽快な「子犬のワルツ」から、ベートーヴェン「悲愴」など、
短と長のめくるめく音階の渦にすっかりと引き込まれてしまいました。
心地よい微睡の中、ピアノの音色がすっと身体に染みわたります。
梅雨の不快さはどこへやら、
光の妖精の魔法に魅了され続けた1時間でございました。
パルムドール学園南
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